一般社団法人ウェルネスフード推進協会

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セミナー/イベント

『ウェルネスフードジャパン2025』開催のお知らせ

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このたび、当協会が共催するウェルネスフードジャパン2025の開催および、会期中に実施するセミナー・イベントのご案内を申し上げます。

2025年11月26日(水)~28日(金)、東京ビッグサイトにて開催される本展示会は、健康食品・機能性食品分野の最新動向を発信する専門展として、「健康的な食生活によって、人々のQOL(生活の質)向上を目指す」ことをビジョンに掲げています。

業界最先端の情報収集、ならびに事業推進のヒントとしてぜひお役立てください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


『ウェルネスフードジャパン2025

会期:2025年11月26日(水)~28日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示館5ホール
主催:ウェルネスフードジャパン実行委員会
共催:一般社団法人ウェルネスフード推進協会
公式サイト:https://wfjapan.com/
来場登録 :https://wellnesstokyo.com/visitors/ ※同時開催のWellnessTokyoのページに変わります


■ 協会企画セミナー・イベントのご案内
当協会では、展示会3日間にわたりセミナー・イベントを企画しております。
テーマごとに第一線の専門家をお招きし、業界の最新知見や事例を共有いたします。
業界動向の把握や事業推進の一助として、ぜひご参加ください。

セミナー参加をご希望の方は、来場登録後、マイページよりお申込みいただけます。

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◆11月26日(水):エビデンスが導く未来のウェルネス 〜遺伝子・腸・睡眠・疲労から考える次世代ヘルスケア〜

近年注目される「科学的根拠(エビデンス)」を軸に、遺伝子・腸・睡眠・疲労といった心身の健康を支える主要テーマを横断的に解説。
医療・食品・研究の各分野をリードする専門家が、ウェルネス社会の未来像を描きます。
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【WA-1】ガットフレイルを防ぐ最新エビデンス:コホート研究が示す腸と健康の未来
・開催時間:10:30-11:30
・登壇者 :内藤裕二 氏(京都府立医科大学大学院 医学研究科 生体免疫栄養学 教授

高齢化社会において注目される“ガットフレイル(腸の虚弱)”は、免疫力の低下や慢性炎症、さらにはフレイル全体の進行に深く関与することが近年の研究で明らかになっています。
本セミナーでは、腸内環境研究の第一人者である京都府立医科大学・内藤裕二氏が、最新の大規模コホート研究や疫学データをもとに、腸内細菌叢と健康長寿の関連性をわかりやすく解説。
さらに、生活習慣・食事・プロバイオティクスなどによる予防戦略や、腸を起点とした未病・フレイル予防の新たな可能性についても紹介します。
健康寿命延伸の鍵を握る“腸の未来”に迫る、医療・食品関係者必見のセッションです。


【WA-2】科学的エビデンスに基づくセルフケア:遺伝子データを健康管理にどう活かすか?
・開催時間:11:45-12:45
・登壇者 :福典之 氏(順天堂大学 スポーツ健康科学科 教授)

近年、遺伝子解析技術の進歩により、私たち一人ひとりの体質や疾患リスク、栄養代謝傾向が科学的に明らかになりつつあります。
これらの情報を日常のセルフケアや生活習慣改善に活用することで、より効果的な健康維持・増進が可能になります。
本セミナーでは、順天堂大学大学院の福典之教授が、最新の遺伝子研究とエビデンスをもとに、食事・運動・休養の最適化や生活習慣病予防への具体的な応用法を解説します。さらに、遺伝情報を活かす上での留意点や、個別化医療・パーソナルヘルスケアの未来像にも触れ、科学的根拠に基づいた「自分らしい健康管理」の実践方法を提案します。


【WA-3】老化を科学する:環境・生活習慣と遺伝子活性で変える健康長寿
・開催時間:13:00-14:00
・登壇者 :山田秀和 氏(近畿大学アンチエイジングセンター 近畿大学医学部 客員教授、日本抗加齢医学会 理事)

近畿大学アンチエイジングセンターの創設者であり、老化研究の第一人者である山田秀和先生が、
最新のエピジェネティック・クロック研究を通じて「生活習慣によって老化速度を制御できる」可能性を解き明かします。
食事・運動・睡眠・精神状態・環境といった要因が生物学的年齢や免疫・代謝機能に与える影響を、国内外の研究成果を交えて解説。さらに腸・脳・皮膚の相関関係や、見た目を含むアンチエイジングの統合的アプローチを提示し、日常生活から科学的に若返りを目指す具体的戦略を紹介します。
参加者には、自らの老化をポジティブに管理し、未来の健康をデザインする視点を提供します。


【WA-4】良質な睡眠とエネルギー代謝の科学:エビデンスが示す最適なコンディショニング
・開催時間:14:15-15:15
・登壇者 :朴寅成 氏(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 助教)

私たちの健康やパフォーマンスに欠かせない「睡眠」と「エネルギー代謝」。
最新の研究では、睡眠の質が代謝機能や体内リズムに大きく影響し、日中の集中力・持久力・回復力を左右することが明らかになっています。
本セミナーでは、筑波大学の朴氏が、国内外の最新エビデンスをもとに、睡眠がエネルギー代謝や体温調節に及ぼすメカニズムを解説します。さらに、運動や栄養との相互作用を踏まえた「最適なコンディショニング」の実践ポイントを紹介。
日常生活から競技スポーツまで、健康増進とパフォーマンス向上に直結する科学的アプローチをお届けします。


【WA-5】疲労の新常識:科学が示す抗疲労メカニズムと最適なソリューション
・開催時間:15:30-16:30
・登壇者 :渡辺恭良 氏(神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、一般社団法人日本疲労学会 理事長)

慢性的な疲労は生活習慣病やメンタル不調のリスクを高め、生産性や生活の質を大きく損ないます。
近年の研究により、疲労は単なる休養不足ではなく、中枢神経系や免疫系、代謝機能の変化が複雑に関与する“全身性の生理反応”であることが明らかになってきました。
本セミナーでは、疲労研究の第一人者である渡辺恭良氏が、脳と身体をつなぐ最新の疲労メカニズムをわかりやすく解説。さらに、運動・栄養・睡眠・ストレスマネジメントを組み合わせた科学的な抗疲労ケアの実践方法を紹介します。
日常の疲労軽減からアスリートのコンディショニングまで、幅広い分野で役立つ最新知見をお届けします。


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◆11月27日(木):第8回ウェルネスフードアワード2025 最終審査・授賞式

科学的エビデンスと美味しさ、独自性を兼ね備えた食品・食品素材を表彰する「ウェルネスフードアワード2025」の最終審査および授賞式を開催。
機能性表示食品制度の最新動向を議論するセミナーも同日実施します。
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【WA-6】機能性表示食品における限界と可能性
・開催時間:10:30-11:30
・登壇者 :
 ・今西保 氏(消費者庁 食品表示課保健表示室 室長)
 ・森下竜一 氏(大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授)他

本セミナーでは、機能性表示食品における「限界」と「可能性」を、制度・臨床の2軸で議論します。
ウェルネスフード推進協会は、主に食品の製品開発の健全化を目的に機能性表示食品のエビデンスとしての臨床試験のあり方ワーキンググループを運営。
一般社団法人健康食品産業協議会、特定非営利活動法人抗加齢協会、公益社団法人 日本通信販売協会と連携し、消費者庁のオブザーバ参加のもとで議論を重ねてきました。今回はその要点を共有し、制度の考え方、エビデンス設計、届出・申請の進め方等の留意点を各団体が深掘りします。
製品開発・品質管理・法務・マーケに携わる方の「明日からの判断」に役立つ視点を提供します。

【WA-7】第8回ウェルネスフードアワード2025 最終審査・授賞式
・開催時間:13:30-17:00 (13:30-最終審査、15:00-授賞式)

ウェルネスウードアワードは、人々のQOL向上する食品・食品素材にフォーカスした食品アワードです。
製品の独自性や新規性、おいしさや使いやすさ、科学的エビデンスによる健康効果の裏付け、安全性と持続的な健康効果を総合的に評価し、健康とウェルネスに寄与する革新的な食品・食品素材を表彰します。

※最終審査通過商品の詳細はこちらから
※本イベントへの参加お申込みは不要です。当日どなたでもご参加可能です。


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◆11月28日(金):“未病から健康長寿へ” 地域が挑むイノベーション

地方発の機能性素材や食文化、予防医療・抗加齢分野の研究など、「地域から生まれるウェルネスの新潮流」に焦点を当てたセミナーを開催。
北海道・静岡・福岡など各地の産業振興団体との共催で、地域創生と健康ビジネスの未来を探ります。
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【WE-12】タイトル未定
・共催:NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議、一般社団法人ウェルネスフード推進協会
・開催時間:11:00-12:00
・登壇者 :
 ・鈴木利雄 氏(帝塚山学院大学 食環境学部 教授)
 ・高田清文 氏(NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議 シニアコーディネーター)他

【WE-13】静岡発・スタートアップによる健康×未来食の取組
・共催:公益財団法人静岡県産業振興財団、一般社団法人ウェルネスフード推進協会
・開催時間:12:30-13:30
・登壇者 :
 ・望月誠 氏(静岡県産業振興財団 ウェルネス・フーズ産業支援センター センター長)
 ・工藤泰正 氏(株式会社white from green 代表取締役社長)
 ・上田将大 氏(株式会社オカラテクノロジズ 取締役)

「静岡ウェルネスプロジェクト」が始動しました。
静岡県産業振興財団ウェルネス・フーズ産業支援センターでは、未来を創るスタートアップの活力を導入し、食品・ウェルネス産業の振興を強化しています。
本講演では、静岡に集積する健康・食品産業のうち、未利用な食資源(茶殻・オカラ・規格外グリーンバナナのタンパク質・食物繊維など)のアップサイクル技術や製品展開の取り組みを紹介し、今後求められるウェルネスフードを考えます。


【WE-14】地域素材が健康をつくる時代へ― 北海道発・機能性表示と地域創生のリアル
・共催:一般社団法人北海道バイオ工業会、一般社団ウェルネスフード推進協会
・開催時間:14:00-15:00
・登壇者 :
 ・中田光彦 氏(野菜で健康研究所株式会社 代表取締役)
 ・大澤俊彦 氏(名古屋大学 名誉教授、株式会社フードファクターサイエンス 代表取締役)
 ・三浦健人 氏(一般社団法人北海道バイオ工業会 事務局長 博士、株式会社アミノアップ 営業部 産官学連携・知財担当部長)

地域に根ざした農産物や未利用資源を活用し、機能性表示食品として展開することで、食の価値を“美味しさ”から“健康機能”へと拡張する手法を紹介します。
科学的根拠(エビデンス)の取得や届出制度の実務的ポイントに触れながら、地域素材の新たな販路開拓や高付加価値化による地産地消の推進、地域ブランドの確立、農業・食品産業の活性化に貢献するビジネスモデルの可能性を探ります。
さらに、北海道独自の「ヘルシーDo(北海道食品機能性表示制度)」制度や地域企業・自治体との連携事例を交え、機能性表示だけに頼らない差別化戦略や、地域素材でヘルスケア市場を切り拓くための具体的なステップについても議論します。


【WE-15】福岡における機能性表示食品開発支援と事例紹介
・共催:福岡バイオコミュニティ推進会議、一般社団法人ウェルネスフード推進協会
・開催時間:15:30-16:30
・登壇者:
 ・柿野賢一 氏(有限会社健康栄養評価センター 代表取締役)
 ・松木貴洋 氏(佳秀工業株式会社 ヘルスケア事業部 製品技術課長)
 ・新幸恵 氏(ベストアメニティ株式会社 取締役 商品開発部 部長)
 ・藤田敏明 氏(株式会社久留米リサーチ・パーク バイオ事業部 部長)

福岡バイオコミュニティ推進会議では、福岡県内のバイオ系ベンチャーや中小企業の成長を加速させる様々な支援をしています。
機能性表示食品の開発、届出支援にも力を入れており、これまでに多くの届出をサポートしてきました。
本セミナーでは、当推進会議の取組紹介に加え、機能性表示食品の専門家でありアドバイザーを務める柿野氏と、支援により実際に届出を完了した企業とのパネルディスカッションを行います。

【開催報告】GOOD LIFE フェア 2025 企画協力・出展・セミナー開催しました(2025/9/26-28)

2025年9月26日(金)から28日(日)にかけて東京ビッグサイトで開催された「GOOD LIFE フェア 2025」において、企画協力・出展・セミナー開催を行いました。全体テーマは「ウェルネスOYATSU」。おやつ=太る・体に良くないという固定観念を見直し、健康につながる新しいおやつ習慣を楽しく、わかりやすく来場者の皆さまに紹介しました。


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会場では、特別コーナー「ウェルネスOYATSUパビリオン~ココロとカラダを整える、おやつの新しいカタチ~」を当協会が企画協力しました。「がんばる毎日に、ちょっといいおやつを。」を掲げ、Hug & Treat(ニューロ・オン株式会社)、さとの雪食品株式会社、株式会社ヤマノアンドアソシエイツ、株式会社オルセンの4社にご出展いただきました。各ブースでは来場者が熱心に説明に耳を傾け、試食を楽しみながら商品を手に取る姿が多く見られ、体と心にやさしい“新しいおやつ”の魅力がダイレクトに伝わる場となりました。


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当協会はまた、Wellness Tokyo を主催する TSO International 株式会社と共同でブース出展し、「第8回ウェルネスフードアワード2025」の受賞候補商品を先行紹介しました。なかでも OYATSU部門の最終審査に進出した商品を展示・無料配布し、来場者の皆さまから「おやつの選び方」や「罪悪感なく楽しむコツ」といったリアルな疑問や悩みを直接伺う貴重な機会となりました。配布したのは、株式会社ドットミーの「希少糖アルロースがとれるゼリープラス マンゴー」と、SBIアラプロモ株式会社の「アラプラス 糖ダウン ソフトキャンディー」の2商品です。


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26日(金)には会場内セミナーブースにて、当協会代表理事による「おやつは悪者じゃない!――ココロとカラダを整える間食の新常識」を開催しました。現代の栄養学の視点から、間食を上手に取り入れる意義や実践的な選び方を解説した結果、受講前後でおやつへの見方が変わったといった感想を多数いただきました。


パビリオン、ブース、そしてセミナーにお越しくださった皆さま、運営・出展にご協力いただいた関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。今後もOYATSUを通じて、日々の暮らしをより健やかで心地よくする情報と体験をお届けしてまいります。

GOOD LIFEフェア2025に当協会が出展・企画協力します

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このたび、9月26日(金)より東京ビッグサイトで開催される「GOOD LIFEフェア2025」 にて、当協会は以下のとおり企画協力・出展を行います。
 
 「GOOD LIFEフェア2025」
■会期:2025年9月26日(金)~28日(日)
■会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール
■主催:朝日新聞社
■詳細・来場登録:https://goodlife-fair.jp/
 
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 ①ウェルネスOYATSUパビリオン企画協力
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朝日新聞社主催のGOOD LIFEフェア2025内にて、当協会が企画協力する特別コーナー・ウェルネスOYATSUパビリオン~ココロとカラダを整える、おやつの新しいカタチ~を展開いたします。
 「がんばる毎日に、ちょっといいおやつを。」をテーマに、体と心にやさしい“新しいおやつ習慣”をご紹介します。
 
■出展場所:西2ホール 2Q-31
■出展企業(4社):
①Hug & Treat/ニューロ・オン株式会社(腸活クランチ・プロテインクッキーなどサプリメントスナックの試食・販売予定)
②さとの雪食品株式会社(9月10日発売の「とうふスティック ガトーショコラ」味の試食予定)
③株式会社ヤマノアンドアソシエイツ(カリフォルニアオリーブ、USデーツの展示・試食予定)
④株式会社オルセン(焼き菓子ビスコッティの展示・試食予定)
 
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 ②セミナー開催 l おやつの新常識を学ぶ40分
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 おやつは悪者じゃない! ――ココロとカラダを整える間食の新常識
「おやつ=太る」というイメージを払拭し、日本の八つ時文化や最新栄養学の観点から“間食のちから”をご紹介します。
日常に取り入れやすい、心と体にやさしいおやつ習慣について考える機会となります。
 
■日時:9月26日(金) 13:00-13:40
■会場:つながるセミナー
■登壇者:矢澤一良(一般社団法人ウェルネスフード推進協会 代表理事)
 
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 ③協会ブース出展|アワード候補商品の先行紹介
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ブースでは、第8回ウェルネスフードアワード2025の受賞候補商品を展示します。
書類審査に通過した12商品を先行で紹介!
特に、OYATSU部門で最終審査に進出した商品を展示・配布いたします。
これは、同フェア内で企画協力している「ウェルネスOYATSUパビリオン」や、セミナーで取り上げる「おやつ」をテーマに合わせ、より一貫性のある発信を行うためです。
 
■出展場所:西2ホール 2R-32
 
 
ブースやセミナーを通じて、日常に取り入れやすく健康に寄り添う“新しいおやつ”をご体験いただけます。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

【開催報告】第4回国際発酵・醸造食品産業展 主催セミナーを開催しました(2025/7/16-18)

2025年7月16日(水)~18日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催された「第4回国際発酵・醸造食品産業展」において、ウェルネスフード推進協会主催セミナーを実施しました。

今回のセミナーは、発酵食品、オーラルケア、精密栄養学と発酵科学、発酵食品とポリフェノール、発酵食品と持続可能な食文化など、計8セッションで構成。発酵食品の健康効果や腸内環境改善、SDGsへの貢献、スポーツパフォーマンス向上など、幅広いテーマを取り上げました。


■7月16日(水)11:00-13:30
発酵食品が拓く健康の未来「オーラルケアからスポーツパフォーマンスへの進化」

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第1部 発酵食品と全身の健康基盤
前原淑子氏(株式会社天塩)

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第2部 オーラルケアと腸内環境が支えるスポーツパフォーマンス
藤巻弘太郎氏(ぶばいオハナ歯科院長 歯科医師(歯学博士・国際中医師))
前原淑子氏(株式会社天塩)

第1部では、前原氏が日本そして世界の発酵食品に関する情報を紹介。そして、発酵と重要な関係をもつ塩の歴史や健康効果について解説しました。第2部では、藤巻氏より口腔内の菌と腸内への影響やスポーツと口腔機能の関連性など解説していただき、歯や口の健康=身体全体の健康維持・増進につながることをうたっておりました。


■7月16日(水)14:00-16:30
精密栄養学と発酵科学で守る腸の健康

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第1部 発酵科学が紐解く食と腸内細菌の健康相互作用
小川順氏(京都大学大学院農学研究科 応用生命科学専攻 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学分野 教授)

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第2部 精密栄養学が紐解く腸内環境と健康の鍵
國澤純氏(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所 副所長、ヘルス・メディカル微生物研究センター センター長(併))
小川順氏(京都大学大学院農学研究科 応用生命科学専攻 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学分野 教授)

第1部では、小川氏より発酵食品やその代謝産物が、腸内細菌の構成や機能にどのような影響を与えるのか、発酵生理学・微生物学の視点から最新研究を紹介していただきました。第2部では、國澤氏より個人の腸内環境や遺伝的特性に応じた栄養学的アプローチ=精密栄養学の考え方を主にお話いただき、腸内環境から健康社会への実現可能性を知る機会となりました。


■7月18日(金)
発酵食品とポリフェノールの科学「エビデンスが示す健康への新たな可能性」

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第1部 ポリフェノールの力!エビデンスが示す健康への新たな可能性
大澤俊彦氏(名古屋大学 名誉教授、人間総合科学大学 客員教授)

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第2部 発酵食品との相乗効果を科学する 〜未利用資源の活用と健康への可能性〜
三宅義明氏(愛知淑徳大学 食健康科学部 教授)
大澤俊彦氏(名古屋大学 名誉教授、人間総合科学大学 客員教授)

第1部では、大澤氏がこれまで研究してきたゴマやカカオなど、抗酸化作用や抗炎症作用をはじめ、生活習慣病予防や認知機能の維持など、素材の機能性成分の可能性を紹介していただきました。第2部では、三宅氏よりレモン果皮やゴマ脱脂カスなどの未利用資源が健康機能を引き出す研究事例を解説いただき、発酵食品との相乗効果による機能性の向上や、科学的根拠に基づく食品開発の可能性について、研究の視点から考察を深める時間となりました。


■7月18日(金)
発酵食品の未来:エビデンスが証明する健康と持続可能な食文化

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第1部 発酵食品とSDGs:エビデンスが示すヘルスケアへの貢献と持続可能性
井上雅史氏(井上味噌醤油株式会社 代表取締役)

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第2部 発酵食品と料理の可能性:伝統×科学がもたらす健康価値
堀知佐子氏(株式会社ちさこ食堂 代表取締役、新渡戸文化短期大学 客員教授)
井上雅史氏(井上味噌醤油株式会社 代表取締役)

第1部では、井上氏より自社の味噌づくりの歴史や製造工程などを紹介。第2部では、堀氏より発酵の技術が料理にもたらす味・栄養価の向上について探求し、現代の食卓にどう活かせるのか解説いただきました。講演途中味噌の食べ比べや試飲も行われ、伝統の味噌づくりに直接触れ合う機会となりました。

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各回とも多くの方にご参加いただき、最新の研究知見や実践事例に熱心に耳を傾けていただきました。ご参加いただいた皆さま、登壇いただいた講師の皆さま、ありがとうございました。

代表理事 矢澤がGOOD LIFEフェアのセミナーに登壇します

当協会代表理事の矢澤が、朝日新聞社「GOOD LIFEフェア2025」内で、セミナーに登壇いたします。
おやつは悪者じゃない!――ココロとカラダを整える間食の新常識と題し、おやつを食べることで、ココロとカラダを整える新しい常識について解説いたします。

皆様のご参加お待ち申し上げます。
 

■展示会概要
名称:GOOD LIFEフェア2025 https://goodlife-fair.jp/
会期:2025年9月26日(金)~28日(日)
会場:東京ビッグサイト西1・2ホール

■セミナー概要
テーマ:おやつは悪者じゃない!――ココロとカラダを整える間食の新常識
開催日時:2025年9月26日(金)13:00-13:40
登壇者 :矢澤一良(一般社団法人ウェルネスフード推進協会 代表理事)
講演内容:
「おやつ=太る・よくない」というイメージ、まだありませんか?実は現代の栄養学では、間食は“健康を整える大切な食習慣”として見直されています。

このセミナーでは、八つ時文化に根ざした日本のおやつの歴史をひも解きながら、血糖値コントロール、気分転換、栄養補給といった“間食のちから”を科学的にご紹介。
さらに、最新の消費者調査結果も交え、 日常に取り入れやすく、心と体にやさしい「新しいおやつ習慣」をご提案します。子どもから大人まで、みんなにやさしいおやつのあり方を一緒に考えてみませんか?

■参加申込方法
展示会ホームページより、ご入場登録をお願いいたします。ご登録後、マイページよりセミナーの予約が可能となります。
ご入場登録はこちらから

『第4回 国際発酵・醸造食品産業展』開催のお知らせ

7月16日(水)~18日(金)に『第4回国際発酵・醸造食品産業展』が開催されます。

発酵・醸造に関わる食材、素材、研究機器、製造設備、検査機器、パッケージ製品などを一堂に集めた専門展示会です。
当協会では、発酵食品にかかわる健康効果、腸内環境、食文化等をテーマとしたセミナーを企画しております。業界最先端の情報収集及び事業推進等、お役立ていただければ幸いです。
皆様のご来場お待ちしております。

『第4回国際発酵・醸造食品産業展』

 会期:2025年7月16日(水)・17日(木)・18日(金)
 会場:東京ビッグサイト南展示棟
 主催:TSO International株式会社
 HP:https://hakkoexpo.jp/
 セミナー情報:https://hakkoexpo.jp/seminar/

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『ウェルネスフード推進協会主催セミナー・イベント一覧』
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※セミナーやイベントの参加希望の方は、ご来場登録後のマイページよりお申込み可能です※

発酵食品が拓く健康の未来「オーラルケアからスポーツパフォーマンスへの進化」
【A-1】第1部 発酵食品と全身の健康基盤
・開催日時:7月16日(水)11:00-12:00
・登壇者 :前原淑子氏(株式会社天塩)

【A-2】第2部 オーラルケアと腸内環境が支えるスポーツパフォーマンス
・開催日時:7月16日(水)12:15-13:30
・登壇者 :
 ・藤巻弘太郎氏(ぶばいオハナ歯科院長 歯科医師(歯学博士・国際中医師))
 ・前原淑子氏(株式会社天塩)

本セミナーでは、発酵食品が健康に与える影響を、オーラルケアからスポーツパフォーマンス向上に至るまでの進化を通じて探求します。

第1部では、発酵食品の活用が口腔内の健康をどのように支え、免疫力や全身の健康基盤を強化するのかを科学的視点から解説します。口腔内の微生物バランスが腸内や全身の健康に与える影響についても触れ、発酵食品のポテンシャルを明示します。
第2部では、オーラルケアと腸内環境の改善がスポーツパフォーマンスに与える影響を考察。アスリートの持久力向上や回復力の向上にどのように発酵食品が寄与するのか、最新の研究結果を交えて紹介します。発酵食品の新たな可能性を発見し、健康分野での実用性を探ります。

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精密栄養学と発酵科学で守る腸の健康
【A-3】第1部 発酵科学が紐解く食と腸内細菌の健康相互作用
・開催日時:7月16日(水)14:00-15:00
・登壇者 :小川順氏(京都大学大学院農学研究科 応用生命科学専攻 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学分野 教授)

【A-4】第2部 精密栄養学が紐解く腸内環境と健康の鍵
・開催日時:7月16日(水)15:15-16:30
・登壇者 :
 ・國澤純氏(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所 副所長、ヘルス・メディカル微生物研究センター センター長(併))
 ・小川順氏(京都大学大学院農学研究科 応用生命科学専攻 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学分野 教授)

本セミナーでは、「精密栄養学と発酵科学で守る腸の健康」をテーマに、食と腸内細菌の相互作用に関する最新の科学的知見を、2名の専門家が解説いたします。

第1部では、発酵食品やその代謝産物が、腸内細菌の構成や機能にどのような影響を与えるのかについて、発酵生理学・微生物学の視点から最新研究をもとにご紹介します。
第2部では、個人の腸内環境や遺伝的特性に応じた栄養学的アプローチ=精密栄養学の考え方を基に、腸内環境改善と健康維持に向けた戦略を、科学的根拠とともに解説します。

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発酵食品とポリフェノールの科学「エビデンスが示す健康への新たな可能性」
【B-8】第1部 ポリフェノールの力!エビデンスが示す健康への新たな可能性
・開催日時:7月18日(金)11:00-12:00
・登壇者 :大澤俊彦氏(名古屋大学 名誉教授、人間総合科学大学 客員教授)

【B-9】第2部 発酵食品との相乗効果を科学する 〜未利用資源の活用と健康への可能性〜
・開催日時:7月18日(金)12:15-13:30
・登壇者 :
 ・三宅義明氏(愛知淑徳大学 食健康科学部 教授)
 ・大澤俊彦氏(名古屋大学 名誉教授、人間総合科学大学 客員教授)

本セミナーでは、「発酵食品とポリフェノールの科学 〜エビデンスが示す健康への新たな可能性〜」をテーマに、2名の研究者が最新の知見と科学的根拠に基づく講演を行います。

第1部では、ポリフェノールに期待される抗酸化作用や抗炎症作用をはじめ、生活習慣病予防や認知機能の維持など、全身の健康との関連について、最新の研究成果を踏まえて解説いたします。食品に含まれる機能性成分の可能性を、科学的エビデンスとともにご紹介します。
第2部では、レモン果皮やゴマ脱脂カスなどの未利用資源に発酵の技術を掛け合わせ、健康機能を引き出す研究事例を紹介します。発酵食品との相乗効果による機能性の向上や、科学的根拠に基づく食品開発の可能性について、研究の視点から考察を深めます。

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発酵食品の未来:エビデンスが証明する健康と持続可能な食文化
【B-10】第1部 発酵食品とSDGs:エビデンスが示すヘルスケアへの貢献と持続可能性
・開催日時:7月18日(金)14:00-15:00
・登壇者 :井上雅史氏(井上味噌醤油株式会社 代表取締役)

【B-11】第2部 発酵食品と料理の可能性:伝統×科学がもたらす健康価値
・開催日時:7月18日(金)15:15-16:30
・登壇者 :
 ・堀知佐子氏(株式会社ちさこ食堂 代表取締役、新渡戸文化短期大学 客員教授)
 ・井上雅史氏(井上味噌醤油株式会社 代表取締役)

近年、発酵食品の健康価値が科学的に証明されつつあり、国内外で注目を集めています。本セミナーでは、「発酵食品の未来:エビデンスが証明する健康と持続可能な食文化」をテーマに、発酵食品の新たな可能性を探ります。

第1部では、「発酵食品とSDGs:エビデンスが示すヘルスケアへの貢献と持続可能性」と題し、発酵食品が健康維持・増進に果たす役割を最新の研究データとともに解説します。また、発酵技術がもたらすフードロス削減や資源循環の可能性についても議論し、持続可能な社会に向けた実践的なアプローチを紹介します。
第2部では、「発酵食品と料理の可能性:伝統×科学がもたらす健康価値」に焦点を当て、発酵の技術が料理にもたらす味・栄養価の向上について探求します。伝統的な発酵食品の知見を科学的に再評価し、現代の食卓にどう活かせるのか、料理と栄養学の専門家が具体的な事例とともに解説します。発酵食品の未来を築くための最新情報を得られる貴重な機会です。発酵食品に関心のある企業、研究者、飲食関係者の皆様のご参加をお待ちしております。

【開催報告】シンポジウムを開催いたしました(2025/6/26)

2025年6月26日(木)に日本橋ライフサイエンスビルディングにて、シンポジウム「食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任」を開催いたしました(共催:ウェルネスフード推進協会、RDサポート 後援:日本抗加齢協会、健康食品産業協議会、日本通信販売協会)。

■テーマ:シンポジウム「食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任」
■開催日時:2025年6月26日(木)16:00-18:00
■開催方法:ハイブリット開催(会場/オンライン)
■登壇者:
・森下竜一(一般社団法人ウェルネスフード推進協会 理事、大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授)
・阿部康二氏(日本脳サプリメント学会理事長、岡山大学名誉教授、前国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長)
・西村栄作氏(一般社団法人健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長、エビデンスレビュー評価委員会 事務局長(森永製菓株式会社))
・寺本祐之氏(株式会社ファンケル 執行役員 総合研究所 所長、日本通信販売協会のサプリメント部会)

まずは当協会理事である森下竜一よりご挨拶をいただき、本シンポジウムの概要について説明いたしました。また後援3団体と共に立ち上げた機能性表示食品のエビデンスとしての臨床試験のあり方ワーキンググループが先日公開した中間報告について、発表いたしました。

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森下 竜一(ウェルネスフード推進協会 理事)

ご挨拶の後は、前国立精神・神経医療研究センター病院長 阿部康二氏による特別講演が行われました。専門家としてのお立場から、認知症(特にアルツハイマー病)とメンタルヘルスについて講演いただきました。認知症、特にアルツハイマー病やメンタルヘルス、抗酸化食品や脳を守る成分の可能性、食品エビデンス創出のポイントについて解説されました。

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阿部康二氏(前国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長)

パネルディスカッションでは、森下によるファシリテートのもの、西村氏(健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長)および寺本氏(株式会社ファンケル 執行役員)も加わり、機能性表示食品制度の現状や見直し、そして今後選ばれる機能性表示食品について、熱い議論を交わしました。

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講演後は、登壇者および参加者間の交流を目的とした懇親会を行いました。
名刺交換や情報交換が積極的に行われ、「企業、アカデミア両方の視点での話が聞けて参考になった」「メンタルヘルスにつながる商品やアプリ開発につながるヒントを得られた」といった感想をいただきました。

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ご登壇そして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【開催報告】ARISTA FAIR2025 共同展示を実施しました(2025/6/18-19)

当協会は、2025年6月18日(水)-19日(木)にパシフィコ横浜で開催された、ARISTA FAIR2025に共同展示を実施いたしました。

本展示会は、お菓子の卸会社である株式会社山星屋が主催する国内最大級のお菓子展です。出展メーカー189社、約4900もの商品が一同に集結しました。

当協会は株式会社山星屋と共に、共同展示企画を実施。「お菓子”力”再発見」というテーマで、おいしく、食べながら健康サポートが期待できる商品を、提案させていただきました。商品の中には、過去ウェルネスフードアワードOYATSU部門で受賞した商品も展示し、健康的なおやつを紹介することができました。

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またココロとカラダを整える!OYATSUの再定義というテーマで、トークセッションを展示スペースの一部にて実施いたしました。当協会代表理事である矢澤一良がファシリテーターを務め、出展メーカー5社と令和にもとめられるおやつについて語り合いました。


〈トークセッション登壇企業〉※登壇順

株式会社ロッテ
株式会社アルソア慧央グループ
株式会社イケガヤ
ジャパンフリトレー株式会社
株式会社壮関

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ファシリテーター
ウェルネスフード推進協会 代表理事 矢澤一良

★ロッテ(小).JPG

株式会社ロッテ

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株式会社アルソア慧央グループ

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株式会社イケガヤ

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ジャパンフリトレー株式会社

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株式会社壮関

 

展示やトークセッションを通じて、身体だけでなく心の健康につながるおやつの食べ方や選び方について、少しでも多くの方にお伝えできたのではないかと感じております。ご来場いただいた皆様、ご登壇の皆様、ありがとうございました。

ARISTA FAIR 2025 企画提案ゾーンにて共同展示を実施します

このたびウェルネスフード推進協会は、株式会社山星屋と共に、ARISTA FAIR 2025(6/18〜6/19/パシフィコ横浜)内「企画提案ゾーン」にて、共同展示を実施いたします。

展示テーマは、「お菓子の力 再発見!」
美味しく楽しくおやつを食べながら、健康サポートが期待できる商品をご提案いたします。

また、展示にあわせて「ココロとカラダを整える!OYATSUの再定義」をテーマに、矢澤一良先生と出展メーカー様によるセッション形式のイベントも開催予定しております。
新しい間食文化や、おやつの価値再定義を考える場となっております。
ぜひご来場を予定されている方は、企画提案ゾーンへお立ち寄りください。

■主催 :株式会社山星屋
■イベント名:ARISTA FAIR 2025
■会期 :6月18日(水)・19日(木)
■開催場所:パシフィコ横浜ホールD
■詳細 :https://arista-site.com/
※本イベントは招待制となっております。

2025/6/26 シンポジウム「食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任」のご案内

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近年、食と健康の関係性において、メンタルヘルスへの影響が重要視されるようになっています。
栄養バランスの乱れや食生活の変化がストレス、睡眠、認知機能に及ぼす影響が明らかになりつつある一方で、機能性食品や栄養療法がメンタルヘルスの改善に寄与する可能性も示唆されています。
しかし、その科学的根拠の確立や、消費者への適切な情報提供には慎重な議論が求められます。

本シンポジウムでは、食品とメンタルヘルスの関係に焦点を当て、精神神経医療の第一線で研究と臨床を重ねてきた 前国立精神・神経医療研究センター病院長 阿部康二氏による特別講演を開催します。
また、医療、行政、産業界の専門家が集い、科学的エビデンスの確立と社会的責任について討論します。
消費者が食品に求める「即効性」と、長期的な健康への影響とのバランスをどのように考えるべきか、エビデンスの構築や情報発信の在り方について議論を深めます。

食品の機能性を考えるうえで、フィジカルヘルスだけでなくメンタルヘルスの視点を取り入れることは、これからの健康社会において不可欠です。本シンポジウムは、食とメンタルヘルスの未来を科学的・倫理的に探求し、社会全体のウェルビーイング向上に貢献するための貴重な機会となります。

↓↓詳細・申込はこちらから↓↓
https://20250626symposium.peatix.com
 

■テーマ:食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任
■共催 :一般社団法人ウェルネスフード推進協会、株式会社RDサポート
■後援 :日本抗加齢協会、一般社団法人健康食品産業協議会、公益社団法人日本通信販売協会 ※順不同
■開催日時:令和7年6月26日(木)16:00-18:00 ※18:15より懇親会あり
■開催形式:会場、オンライン
■開催場所:東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング2階/10階
https://www.nihonbashi-lifescience.jp/building/
■参加費用:
ウェルネスフード推進協会会員(会場/オンライン):無料
一般(会場) :7千円
一般(オンライン):3千円
※会場申込は、シンポジウム後の懇親会費用も含まれます。
■登壇者:順不同
(特別講演/討論会)
 ・阿部康二氏(日本脳サプリメント学会理事長、岡山大学名誉教授、前国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長)
(討論会)
 ・森下竜一氏(大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授)
 ・西村栄作氏(一般社団法人健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長、エビデンスレビュー評価委員会 事務局長(森永製菓株式会社))
 ・寺本祐之氏(株式会社ファンケル 執行役員 総合研究所 機能性食品研究所 所長、日本通信販売協会のサプリメント部会)
■プログラム
15:30- 開場受付(オンラインは15:50より受付開始)
16:00- 開会挨拶
16:15- 特別講演:食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任
17:00- 討論会
18:00- 閉会
18:15- 懇親会
■詳細・申込:https://20250626symposium.peatix.com
■問合せ:
一般社団法人ウェルネスフード推進協会事務局
info@nihon-kenko.jp