シンポジウムを開催いたしました(2025/6/26)
2025年6月26日(木)に日本橋ライフサイエンスビルディングにて、シンポジウム「食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任」を開催いたしました(共催:ウェルネスフード推進協会、RDサポート 後援:日本抗加齢協会、健康食品産業協議会、日本通信販売協会)。
■テーマ:シンポジウム「食品とメンタルヘルス:科学的根拠と社会的責任」
■開催日時:2025年6月26日(木)16:00-18:00
■開催方法:ハイブリット開催(会場/オンライン)
■登壇者:
・森下竜一(一般社団法人ウェルネスフード推進協会 理事、大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授)
・阿部康二氏(日本脳サプリメント学会理事長、岡山大学名誉教授、前国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長)
・西村栄作氏(一般社団法人健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長、エビデンスレビュー評価委員会 事務局長(森永製菓株式会社))
・寺本祐之氏(株式会社ファンケル 執行役員 総合研究所 所長、日本通信販売協会のサプリメント部会)
まずは当協会理事である森下竜一よりご挨拶をいただき、本シンポジウムの概要について説明いたしました。また後援3団体と共に立ち上げた機能性表示食品のエビデンスとしての臨床試験のあり方ワーキンググループが先日公開した中間報告について、発表いたしました。
森下 竜一(ウェルネスフード推進協会 理事)
ご挨拶の後は、前国立精神・神経医療研究センター病院長 阿部康二氏による特別講演が行われました。専門家としてのお立場から、認知症(特にアルツハイマー病)とメンタルヘルスについて講演いただきました。認知症、特にアルツハイマー病やメンタルヘルス、抗酸化食品や脳を守る成分の可能性、食品エビデンス創出のポイントについて解説されました。
阿部康二氏(前国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院長)
パネルディスカッションでは、森下によるファシリテートのもの、西村氏(健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長)および寺本氏(株式会社ファンケル 執行役員)も加わり、機能性表示食品制度の現状や見直し、そして今後選ばれる機能性表示食品について、熱い議論を交わしました。
講演後は、登壇者および参加者間の交流を目的とした懇親会を行いました。
名刺交換や情報交換が積極的に行われ、「企業、アカデミア両方の視点での話が聞けて参考になった」「メンタルヘルスにつながる商品やアプリ開発につながるヒントを得られた」といった感想をいただきました。
ご登壇そして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。