一般社団法人ウェルネスフード推進協会

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Concept OYATSUプロジェクト概要

背景と目的

OYATSUプロジェクト発足

「おやつ」とは毎日の食事の間に摂る補完的な食事のことであり、妊婦から子供・高齢者、学生やビジネスパーソンなどあらゆるライフステージ、生活シーンの中で必要とされています。また厚生労働省・農林水産省が発表している「食事バランスガイド」においても菓子・嗜好飲料は楽しみと考えられ、イラスト上では独楽を回すヒモ(原動力)として表現されているように、おやつは現代の食生活を回していく為になくてはならないものです。最近では「間食」そのものを悪者扱いする傾向さえありますが、私たちはむしろ「おやつ」を利用して食生活全体を見直す機会にしたり、疾病予防やQOL向上に役立てる、食育のための手段にしていくなど前向きにとらえることができると考えています。

現代日本人の食生活を考えた場合、食後血糖値の問題が大きくクローズアップされています。厚生労働省の発表では、約20年前の1990年には、いわゆる糖尿病予備軍といわれる人は775万人でしたが、2007年にはその3倍の2210万人まで急増。こうした状況に対して、例えば、甘いものを禁じられるストレスから解放される、食物繊維を豊富に含むおやつを間食として摂ることなどで、血糖値の上昇を緩やかに抑えることができれば、「おやつ」が糖尿病発症の予防策のひとつになる可能性があります。

また、通常の食事では不足しがちな栄養素を「おやつ」から摂取することで、サプリメントや健康食品に馴染めない人に対しても、無理なく継続して必要な栄養素や機能性成分を補うことができると考えています。そして形態上食べ過ぎなどの問題は発生し難く、「OYATSU」は一般生活の中にとどまらず、病院や介護現場などの予防医学分野においても必要不可欠な存在となり、今後の需要が拡大することを予想しています。

このように、このプロジェクトは、食事による健康増進の一つの手段として「おやつ」を活用するために「OYATSU」という新しい価値観を広く社会に提言するために、ウェルネスフード推進協会代表理事である矢澤一良(早稲田大学 ナノ理工学研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 研究院教授)をプロジェクトリーダーとして発足しました。

概要

「OYATSU」の存在意義を広く生活者に伝えるべく、食品・健康食品メーカー、機能性素材の原料メーカー、流通関連企業、大学・公的機関、管理栄養士などが一体となり、「OYATSU」の研究・開発や啓蒙・普及に向けた各種セミナー開催や情報発信等の活動を継続的に行っていきます。江戸時代の「八つ時に食べる間食」に由来する日本発祥の「おやつ」ですが、今後は諸外国にも「OYATSU」重要性を周知すべく「OYATSU」が世界に通用するように、グローバルな活動も行っていきたいと考えています。

■活動内容

OYATSUシンポジウムの開催(学術情報の発表、討論)
機能性素材セミナー等、各種セミナーの開催
展示会等でのOYATSU推奨商品のPR活動
栄養士によるOYATSUレシピ開発
流通(コンビニ、ドラッグストア、通信販売等)とのコラボによるOYATSU販売促進
WEB・メディアを活用した情報発信
生活者を対象とした、イベントや啓蒙活動の企画・実施

■「OYATSU」定義

食事による健康増進の一つの手段として、『ちょっぴり健康に』をコンセプトに、保健効果があるとされる成分を一定量含んだ食品で、ウェルネスフード推進協会・OYATSUプロジェクトが推奨するものが「OYATSU」です。

OYATSU

機能性おやつ

本協会では、「OYATSU」の普及を推進するため、「OYATSU」の推奨活動と「OYATSU」ロゴマークを提供しています。詳細はお問い合わせください。

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